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子どもにとって昆虫は身近な生きものです。
家の鉢植えを持ち上げればダンゴムシが見つかるでしょうし、道端の草にはテントウムシがいるでしょう。
幼稚園や学校で見つけてきた昆虫を家に持って帰って、お母さんを驚かせたことがあるのではないでしょうか。
(カマキリの卵を鞄に入れたままで家中カマキリの赤ちゃんだらけにしたことも遠い昔の思い出です)
自分の子どもにもそんな昆虫との思い出をたくさん作ってあげられるいい場所が浜松市の隣の市である磐田市にあります。
今回はそんな昆虫の魅力をたくさん学べる磐田市竜洋昆虫自然観察公園(通称こんちゅう館)について紹介します。
子どもの頃に昆虫博士を目指した虫取り少年だったパパが大絶賛の場所を教えちゃいます
こんちゅう館は生きた昆虫を観察できる
こんちゅう館は1Fと2Fの建物になりますが、建物の外に出ると広めのビオトープを散策することができます。
こんちゅう館の展示を見て、外のビオトープで生きもの探しをすると楽しいですよ。
開園時間や休園日、入場料は次のようになります。
開園時間 9:00~17:00(最終入園16:30) | |
毎週木曜日、年末年始(12/28~31)、元旦(1/1) ※ただし祝日、正月(1/2~5)、GW(4/29~5/5)、夏休み(7/21~8/31)は開園 | |
大人330円 小中学生110円、幼児 無料、70歳以上無料 | |
ご利用料金:大人1320円、小中学生500円 購入日から1年間有効 |
実は入園料が大人330円で格安ですが、わ~くん浜松で割引券を入手できるとなんと!!300円引きの30円で入園できるという素晴らしい制度があります。
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1F:生きた昆虫や爬虫類が展示してあるメイン会場
1Fは生きた昆虫や爬虫類が展示されている生態展示室、定期的に行われる特別展の企画展示室があります。
国内外のカブトムシやクワガタムシなどの人気な甲殻類が展示されており、男の子ならそれだけで食いつくこと間違いなしです。
企画展では年間を通して様々な昆虫が展示され、身近なテントウムシやゴキブリなどえ?っと思うような企画があり、面白いですよ。
他にもカメやウーパールーパー、ヤモリ、イモリなどの爬虫類も展示されています。
アオダイショウも展示されていますので、子どもに危険だから見かけたら近づかないでねと教えるにはちょうどいいです。
あえて写真は載せていませんので、気になる方はぜひどんな展示があるのか、確かめに来てください。
ちなみにとある年のカブトムシの展示を見るためだけに1カ月で5、6回遊びにきたのはいい思い出です。
パパ!今日もムシ見に行くよ!
2F:標本展示は県内一位!?昆虫ってこんなに美しいの?
2Fは標本展示のみになりますが、国内外の約1,700種・約3000点の昆虫標本が展示されています。
これは昆虫の標本であれば県内一位の展示数となります。
この標本展示の魅力は昆虫の美しさにあると私は思っています。
コガネムシの宝石のような輝きやモルフォ蝶のキレイな青色など、絵画を見ているような気分になります。
私はこの標本展示が好きなのですが、子どもたちにはいまいち反応が悪いです。
見てはくれるのですが、やはり1Fの生きている昆虫や外で散策や遊具で遊ぶ方が好きなようです。
(このあたりの感性が大人と子どもの違いなのでしょうかね)
展示に飽きたら外に出よう
敷地内の外には池や川、雑木林などのビオトープがあります。
大人でも思ったより広く感じるので、子どもにとってはとても広い場所になると思います。
池や川ではザリガニや魚を見つけ、雑木林や草むらではバッタやトンボ、蝶など様々な昆虫を見ることができます。
ですが、昆虫は小さくてかくれんぼが得意なので、なかなか見当たらないかもしれません。
そういう時は、昆虫の生態を思い出して、周りをよく観察して見つけてあげましょう。
カブトムシ遊具:リニューアルされて、より楽しい場所
2024年2月10日から遊具広場にあった遊具がリニューアルされ、カブトムシ遊具が新たにできました。
この遊具は利用者の投票によって選ばれ、カブトムシをメインとして様々な昆虫の特徴を取り入れたものとなります。
若干の違いはありますが、おおむねこのデザインのとおりです。
カブトムシ遊具:子どもと一緒に大人も遊べる親切設計
遊具が新しくなったけどいってみるかい?
いくーーー!
息子たちは遊具が新しくなったことを伝えると嬉しそうに行くと言ってくれました。
昆虫館についてから展示を見て、帰る前にこちらの遊具に来ましたが、着いてから息子たちは大はしゃぎ。
息子たちは特にカブトムシの口部分の滑り台が気に入って、何度も滑りました。
このカブトムシ遊具の良い所は、1歳半の息子でもしっかり遊べることができる点です。
柵がしっかりあり、落ちる心配がほぼなく、安心して遊ばせられることができました。
登り降りする場所などは注意が必要ですが、目を離さなければ大丈夫です。
あと大人も一緒に遊ぶことが想定されているのか、しっかりと高さと幅があり、子どもについていくことが容易にできます。
他にもカブトムシ遊具の周りに色々あります。
ミノムシ型のぐるぐる回る遊具やトンボの複眼を体験できる遊具、ホッピングやハンモックなどもあります。
息子たちは芋虫型の乗り物も気に入ったようです。
周囲の色との差で錯覚が起きそうな芋虫型のベンチもありますが、座り心地はなかなかでした。
この遊具広場は下が砂場になっているので、多少こけても安心です。
ベンチも水道もある
大人も子どもも休憩できる屋根付きのベンチと汚れても手を洗える水道があります。
屋根付きのベンチも新しくなっており、とても綺麗です。
遊具広場に屋根付きベンチは二か所あり、ベンチはそれぞれ二個設置されています。
子どもと一緒に水分補給の時に使うといいと思います。
水道も設置されているので、手や足を洗うことができます。
こういった広場には水道があるとやっぱり便利ですね。
注意:周辺散策には蜂や蛇などの危険生物にご注意を
駐車場から昆虫館までの間に採集ゾーンがありますが、そこでの注意点があります。
昆虫館内も周辺も生きものが豊富にいますが、様々な生きものがいますので中には危険な生きものに注意してください。
特に注意が必要な生きものは次です。
- ハチ
- ヘビ
このあとに私が施設周辺で遭遇したヘビの写真がありますので、見たくない方はここ以降下に進まないでください。
ハチ:活動期間は春から秋
身近にいるハチといえば次の種類ですね。
- ミツバチ:密を集める益虫、だけど仕事の邪魔をしないでね
- クマバチ:真っ黒の体に黄色の毛が特徴、実は温厚
- スズメバチ:攻撃性が高く、本当に危険なハチ
- アシナガバチ:一番身近によくいる肉食のハチ
これらのハチは春から秋にかけて活動しています。
つまり冬以外は遭遇する可能性が高く、刺される危険性があります。
とはいえ、基本的にこちらから近づく、さわるなどの刺激をしない限りは大丈夫です。
そのため、見つけたら近づかずにその場から離れることをおすすめします。
ヘビ:刺激をせずに距離を取って
ヘビは毒があるかないかにかかわらず、近寄らないことが一番です。
毒がないからといっても、かまれれば痛いですし、場合によっては破傷風になる恐れもあります。
日本で有名な毒ヘビは「マムシ」で毒のないヘビは「アオダイショウ」ですね。
ですが、その特徴を把握して瞬時に見分けられる人はどれくらいいるでしょうか?
そのため、ヘビを見つけても近寄らずに距離を取っておくに限ります。
ちなみに私がこんちゅう館で遭遇したヘビはこちらです。
さて、このヘビはなんていうヘビでしょうか?
正確には私もわかりませんが、アオダイショウではないかと思っています。
違っていればコメントいただければ幸いです。
まとめ
ここだけで昆虫のことがよくわかり、より興味を持ってくれるような施設だと思っています。
入園料も安く、遊具も楽しい工夫が盛りだくさんでしっかり遊べる場所です。
休日のちょっとした時間で遊ぶことが出来るので、どこに連れて行こうとお悩みのお父さん、お母さんにはとてもおすすめします。
こんちゅう館の魅力が少しでも伝わり、子どもを連れて訪れてくれる人がいると嬉しいです。
以上 おわり
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