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書類選考が通ると次のステップは面接となります。
面接の前にSPIなどの適正検査を事前に受ける必要のある会社もありますが、今回は割愛させていただきます。
面接って何を聞かれるの?
志望動機とか定番はあるけど、転職もそうなの?
学生の時の就活と類似点はあるけど、転職の面接は少し違うことに注目することになるよ
面接準備が間に合わない。転職の最初に準備しておこう。
実は面接準備をしない方がいいという意見もあります。
ありのままの自分を見せるためにぶっつけ本番で挑むという戦略というわけです。
ですが、自分のことは自分が一番わかるとはいいますが、いざ本番で聞かれると答えられないことがあります。
そのため、面接準備をしている方が圧倒的に有利です。
しかし、それがわかっていても普段の仕事に追われ、準備に時間が割けないということもあるでしょう。
そこで、転職を始めるにあたって事前準備をしっかりしてきたかが重要になります。
事前準備について説明しているこちらの記事を参考にしてください。
応募書類を確認し、一貫性を持たせよう
転職を始める時にしっかり準備をしていた人なら、応募書類を確認するだけで十分です。
そのため応募書類を書くにあたって、自分の棚卸をしたことを再確認してください。
応募書類には自分の棚卸結果として職務経験や自己PRを書いてありますので、その内容を面接では答えていくことになるからです。
例えば私の場合の棚卸結果は次のような感じです。
- 10年間、品質保証業務に従事 → 品質保証に関する一定のスキルを保有
- コミュニケーションを大事にしてきた → 協調性がある
これを面接では質問の受け答えによって深堀されていくことになります。
質疑応答用のQ&A準備
面接で聞かれる内容は想定することができます。
基本的には応募書類の内容から、質疑応答によってどんどん内容が広げられていきます。
そのため、応募書類の内容から次はどんな質問がくるか、きたらこう答えて、さらにこういう質問がきてとどんどん発展させていきましょう。
一番いい方法は面接練習をすることです。
面接練習をすることで、実践的に質疑応答を準備することができますし、面接に慣れることもできます。
家族や友人に頼むことが出来ればいいですが、それが出来ない場合は転職エージェントを活用しましょう。
転職エージェントに面接練習を依頼すれば本番さながらの練習ができますし、WEB面接の回線テストも兼ねることが出来るのでおすすめです。
会社訪問とWEB面接での準備物の違い
質問対策や本番に向けての面接練習と並行して、実際に面接で使う物の準備をしましょう。
直接会社に行って面接を受けることも少なくなり。WEB面接が主流になっています。
そうした中で会社訪問しない場合の準備物って何?とならないために必要なものを確認しておきましょう。
会社訪問での面接の準備物
実際に会社を訪問し、会議室などの面接会場で面接官と直接会って会話をする方式
一般的な面接といえば、こちらを想像する人が多いのではないでしょうか。
会社訪問での必要な準備物は次になります。
【スーツ】
カジュアル面接などでスーツ不要と記載がない限り、スーツで行くことをおすすめします。
第一印象というものは大事で、その大部分を占めるのは見た目です。清潔感などの身だしなみは必要最低限のマナーであるのと同時に、誰もが対応することができることです。
そのためにも、まずは体形にあったスーツを仕立ててください。体形が変わってぶかぶかのスーツやパツパツのスーツでは見た目の印象はよくありません。
普段スーツを着用している人であれば問題ないでしょうが、持っていない人や体形が変わった人は新しく仕立て直しておきましょう。
【A4サイズの書類がはいるカバン】
応募書類や面接先の会社から渡される書類入れとして、A4サイズの書類が入るカバンは持っておきましょう。いわゆるビジネスバックと呼ばれるものですが、就活時に使用していたものでも大丈夫です。
【応募書類】
面接前にちょっとした時間に確認できるように応募書類は持参しておきましょう。
覚えているから必要ないという方もいるでしょうが、何かあった時のお守り程度に考えて持っておいて損はありません。
【筆記用具】
鉛筆、ボールペン、消しゴムといった記入できる最低限の筆記用具は持参しましょう。
応募先の会社でお借りすることもできますが、そんなものも準備していないのかと悪い印象を与えるより、持参しておくことをおすすめします。
【応募先の担当者連絡先】
面接の案内に担当者の緊急連絡先が記載されていることが多いと思います。
面接時間に遅れる時や何らかの事情で面接に参加することが出来なくなった時など、先方に連絡がつくように連絡先は印刷して持参しておくことがいいでしょう。
WEB面接の準備物
パソコンやスマホでネット回線を使用して実施する方式
スーツや筆記用具、応募書類などの基本的な準備物は会社訪問と一緒となります。
ですが、それ以外の準備物に大きな違いがあり、WEB面接での準備物は次になります。
【WEB面接用機器】
WEB面接では、PCやスマホ、タブレット端末などの機器とネット環境は必須となります。
機器に関しては持ち運びが出来るノートPCがおススメです。
タブレットやスマホでも対応可能ですが、画面の大きさやネット接続、カメラ位置の設定などでノートPCの方が利点が大きいです。
またネット環境の接続テストもしておきましょう。
途中で回線が途切れたり画面がフリーズするようなら、ネット回線を変えたり、個室のワーキングスペースを借りるなどを検討する必要があります。
【使用ツール(アプリ)の確認】
WEB面接ではTeamsやSkype、Zoomなどのアプリを使用します。
使用ツールは会社からの指示でどのアプリを使うかは事前に連絡があります。
アカウント登録や設定、接続テストが必要になりますので、面接までに準備をしておきましょう。
アカウントを既に持っている場合は、アカウントの名前やアイコンを確認してください。
出来ればアカウント名は本名で、アイコンは本人とわかる画像に差し替えましょう。
私の場合、Teamsを指定されたため、アカウント登録から始めました。
前職で使用していたことから使い慣れていたため使用に困ることはありませんでした。
WEB面接前には使い方として、相手方との接続方法や面接終了時の退室方法は知っておきましょう。
【WEB面接を受ける場所の確認】
意外に困ったのがWEB面接を受ける場所です。
候補としては自宅とワーキングスペース、会社の会議室(個室)が挙げられます。
自宅で受ける場合は普段の生活している空間ということもあり、リラックスした気持ちで面接に挑むメリットがあります。
ワーキングスペースは開放的な場所ではなく、個室でWEB会議用の場所を探してください。
最終手段としては勤めている会社の会議室があります。ただし、転職は業務と関係ない活動となるため、見つかった場合のリスクが大きいです。おすすめはしません。
そして盲点になりやすいこととして、顔などの身体に当たる光の加減です。
部屋の中で天井の照明だけでは顔に影が出来た状態となる場合があります。
人は外見ではないとはいえ、面接では外見も判断材料の一つになります。
暗い人より明るい人の方が印象がいいですよね。
影のある暗い顔より、光の当たった明るい顔の方が好まれます。
部屋の中で顔に光が当たる場所や比較的明るく見える場所を探しましょう。
ない場合はディスクライトを当てるなど一工夫することもできます。
また目線ですが、下を向く形では影が出来るだけでなく、モニター越しで見ると見下しているような見え方になる点に注意してください。
顔を映すカメラの位置は目線の位置か少し高めに設定するといい具合になります。
光の位置とカメラ位置は事前に接続テストの時に確認しておいてください。
まとめ
WEB面接の準備に関して紹介しました。
WEB面接も対面での面接もすべて事前準備が大切です。
面接対策として話す内容に一貫性を持たせることは書類審査の段階から取り組んでいれば特に問題はないでしょう。
質疑応答も自分のことであれば、即興でも答えられる人は多いでしょう。ただ、一貫性を持たせる意味でも事前に想定質問に対して回答を書き出し、確認してみましょう。
そしてWEB面接は面接対策だけでなく、PCやタブレット、スマホなどの機器、TeamsやSkype、Zoomなどの使用ツールの準備が必要です。
慣れないことだらけで大変かもしれませんが、一つずつ確認して面接本番に備えましょう。
以上 おわり
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